【人生は冒険だ。】byドリュー・ヒューストン(DROPBOX創設者)【名スピーチ】

学習

 

本日は、『人生』について、ドリュー・ヒューストンさんのスピーチを紹介します。

 

私自身、今30歳になるのですが、焦り、不安、いろんな感情があふれてきます。
もっと早くこのスピーチに出会っていたら…

 

今、私と同じように
なにかしら人生に悩んでいる方にとって少しでも参考になればと思います。

 

本記事の内容

◆ ドリュー・ヒューストンさんによるスピーチ

◆ まとめ(ここを先に見ても良いかもしれないです)

 

では、さっそく見ていきましょう

 

◆ ドリュー・ヒューストンさんによるスピーチ

 

少し長くなりますが、DROPBOX創設者であるドリュー・ヒューストンさんの卒業生へ向けたスピーチを紹介します。
全文記載しますので、正直長いです。

 

全文読んでいただくことをおすすめしますが、我慢できない人はまとめだけ読んでも良いかもしれません。
大体3分かかります。

 

◆ スピーチ全容

 

今日は卒業式ですね。
なぜ、この日がこれほど特別な日なのか。そこにはいくつか理由があります。

私が強調したいのは、私たちは初めてその日から採点されることがなくなったという点です。

これまでの何十年かは、人生の成功とは、
バスケットボールでジャンプシュートを決めたり、
テストでいい点を取ったり、
いい大学に入ったりすることでした。

すべてが今日、変わります。

これからの人生をプランする中で大変なのは、、

“これからどこへ行くのか分からない、でもできるだけ早くゴールにたどり着きたい”
ということです。

会社を作るかもしれないし、人によっては癌の治療法を見つけるかもしれない。
もしかしたら偉大なアメリカの小説家になるかもしれない。

そして、気付くのです。
“とんでもない失敗をするかもしれない”と。

当時は私にも、人生のプランというものはまったくありませんでした。

ここで、皆さんの前でスピーチをすることなど計画していませんでしたしね。
実際のところ、私はこれまで一度も、人生の壮大な計画をつくったことがありませんでした。

おそらく、今になってわかることですが

“卒業前に人生プランを立てておけ”
というのは無理なことなんでしょう。

今日から皆さんが歩む人生においてできる差とはなんなのか、
ずっと考えていました。

もし私にもう一度人生があるとしたら、また同じことを最初からするだろうと。

もちろん皆さんが今ここにいるのは、皆さんが賢く、一生懸命やってきたからだと思います。

しかし、誰も“これから変化していくんだ”ということは教えてくれません。

だからこそ、ここで私が、皆さんに“成功へのカンニングペーパー”をプレゼントします。

この私の“成功へのカンニングペーパー”には、それほどたくさんのことは書かれていません。

そこにある言葉は、
『テニスボール』『サークル』『数字の30,000』だけです。

このままでは意味不明ですよね。

“好きなことを仕事にしなさい”
と言おうと思ったのですが、その言葉は実はあまり意味がないいんです。

なぜなら、
みんな、今やっていることが自分の好きなことだと簡単に思い込んでしまうからです。

誰も、自分が嫌いなことをやっているなんて思いたくないですからね。

こう考えてみると、
“最も幸せで成功している人たち”は
“自分の好きなことをしている人たち”ではないんです。
そうではなく、
“自分にとってのチャレンジを攻略することに夢中になっている人”で、
その人にとっては、それがとても大切なことなのです。

そんな人たちは、“『テニスボール』を追いかける犬”に似ています。

そんな人たちの目は狂気を宿しているほどです。

何があってもボールを追いかけます。

問題は、多くの人が、すぐに自分のテニスボールを見つけられないということです。

これを理解するのには時間がかかりました。

でも、人が一生懸命働けるというのは、
人よりも優れているということではないんです。

問題を解決するのが楽しいから一生懸命働くのです。

だから今からは、自分自身を追い詰め一生懸命やるのではなく、

自分を惹きつけるテニスボールを見つけるのです。

時間がかかるかもしれません。
でも見つかるまでは自分の声に耳を傾け続けてください。

話は変わりますが、
“あなたの価値は、自分と一緒に過ごす人の5人の平均値で決まる”とよく言われます。

少しだけ考えてみてください。
あなたの『サークル』にいる5人は誰ですか。

自分に刺激を与えてくれる人と一緒に過ごすということは、

自分に才能があることや一生懸命に仕事をすることと同じくらい大切である、
と学びました。

あなたのサークルの人たちが自分を高めてくれるのです。
アダムがそうしてくれたように。

これから皆さんの周りのサークルは広がっていきます。
同僚や周囲に住む人たち…。

どこに住むかは非常に重要です。

自分がどの道に進もうと、それは偶然ではありません。
その道には必ずその道の最高の人たちが集まる場所があるのです。
そこに行くべきです。

他の場所に落ち着いてしまっている暇はありません。

自分の尊敬する人たちと出会い、彼らから学べることは大きなメリットなのです。

尊敬する人たちが自分のサークルの一部になるのです。
そして彼らから学んでください。

卒業後に陥りやすい最後の罠は、“準備が整っている”ことです。

誤解しないでください。学び続けることは最も重要なことです。

でも、“実際にする”ことが最も早く学ぶ道なのです。

何か夢をもっていて、その夢のために、一生をかけて学び、計画し、
準備をしながら過ごすこともできます。

でも、今皆さんがやらなければならないことは“始める”ことです。

私だって、今まで一度も“準備万端”だったことはありません。

皆さんの想像通り、私がこの会社を立ち上げたときは、
今までの人生で一番興奮したり、最も良い経験になりました。

でも私が言いたいことは、
それと同時に最もつらく、苦しく、恥をかき、いらいらした経験でもあるということです。

これまでにした失敗の数は数えきれないほどです。

ただ、
幸運にも、失敗はそれほど問題ではありません。

誰にも、オール5のパーフェクトな人生を過ごすことはできません。

実際、卒業したら、皆さんの学校の成績なんて関係なくなります。

ビルゲイツの最初の会社は、
信号を操作するソフトウェアを作っていました。

スティーブジョブズは最初の会社では、
無料で話ができるプラスチックの笛をつくていました。

どちらも失敗でした。
でも、彼らがそんなことで悔やんでいるなんてことはないでしょう。

今日を変えることは私が最も好きなことです。

これからは、失敗は大した問題ではありません。

人生でたったの1度、自分にとって正しければそれでいいのです。

昔は私も心配ばかりしていました。

そんな私が、自分の心配性を克服したのは、こんなことがきっかけです。

サンフランシスコに移ったばかりのある夜、
眠れずにインターネットを見ていました。

そんな時“あなたの人生は30,000日”という言葉を見つけました。

最初は深く考えなかったのですが、
なんとなく計算機で“24歳×365日”と打ち込みました。

“なんてこった、もう9,000日近く終わっちゃっている!”

ちなみに皆さんは8,000日使っていますよ。

さあこれが“成功へのカンニングペーパー”に『30,000』と書かれていた理由です。

その夜、
“もう準備をしている暇なんてない、練習は終わりだ、リセットボタンなんてないんだ”
と思いました。

毎日、私たちは少しずつ自分の人生の物語を綴っていきます。

そして死ぬその日の物語は
“ドリューはここの眠る、かれは174番目に死にました”
などという文章ではないはずです。

だから、私は
人生をパーフェクトにするのではなく、おもしろい人生にしようと決めました。

自分の人生の物語をアドベンチャーにしたいのです。
その気持ちが他人との差になるのです。

そして今日、皆さんの卒業式。
あなたの実社会での初めての日に、皆さんのご健闘を祈っています。

完璧な人生を歩むのではなく、
冒険をするために、自分を自由にしておくこと、常に向上心をもってね。

 

 

◆ まとめ

 

今回は、DROPBOX創設者であるドリュー・ヒューストンさんのスピーチを紹介しました。
いかがでしたか?

 

私はもうすぐ30歳なので、既に10,000日以上終わってしまっています!
もっと早くこのスピーチに出会えたら…笑

 

あなたも今日から人生を冒険していきましょう!
私も冒険します!

 

さて、本日のまとめです。

 

【人生のカンニングペーパー】

◆ 『テニスボール』
∟テニスボールを追いかける犬のように、夢中になれるものを見つけよう。

◆ 『サークル』
∟あたたの価値は日ごろ一緒にいる5人の平均値で決まる。

◆ 『30,000』
∟人生は30,000日しかない。準備をしている場合じゃない、始めよう。

 

「完璧な人生を送るのではなく、面白い人生を生きよう。
自分の人生をアドベンチャーに。その気持ちが他人との差になる。」

 

今回の内容がすこしでもあなたのためになればうれしいです!
それでは!

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