【採用担当必見】面接辞退を防ぐたった3つのポイント【9割の会社ができていません】
採用担当のみなさんへ
「3月からついに新卒採用が本格化! でも昨年は面接の辞退が多かったなぁ…。 最近の若者はみんなそんなものなのかな…。 良い人にはきちんと来てほしいな…。」
そんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
◆ 選考の辞退が発生するタイミングは大きく3つ
◆ 辞退を防ぐたった3つのポイント
この記事を書いている僕は、某大手人材企業にて人事コンサルタントとして100社を超える企業の支援をしてきました。教育コンサルタントとして新規事業の立ち上げも経験しており、今回は今まで培った経験やノウハウの共有をしたいと思います。
今回のテーマは、「選考辞退を防ぐたった3つのポイント」です。
3月から新卒採用が本格的にスタートしますね。
良い人材を採用するためにも、まずはきちんと選考を実施することが重要です。
そのためのポイントをあらかじめチェックしておきましょう。
では早速見ていきましょう!
◆ 現在の市況について
現在の有効求人倍率は「1.63倍(2019年2月時点)」と、引き続き採用場面では企業側に不利な状況が続いています。
いわゆる売り手市場です。
有効求人倍率とは、求職者1人あたり何件の求人があるかを示すものですが詳しくは別記事にて紹介しています。
そのような売り手市場が続く中では、求職者からするといろんな企業から声をかけてもらえる状況。
どうしても企業ごとに優先順位がついてしまい、その結果選考辞退が発生してしまいます。
現在では、以下のアンケート結果も出ています。
(1)選考辞退をしたことがある人 70%
(2)複数社辞退をしたことがある人 65%
その原因は会社の規模や衛星要因等さまざまありますが、1番多い理由は採用担当者の対応の良し悪しです。
入社する会社を決めた人から「人事の人がすごく良い人で、人に惹かれて決めました。」という話はよく聞きますが、その理由はここです。
そのため「最近の若者は…。」「ウチは中小零細だから…。」と決めつけるのではなく、今の市況に合わせてその要因と打ち手をきちんと分析していきましょう。
◆ 選考の辞退が発生するタイミングは大きく3つ
選考の辞退が発生するタイミングは主に3つです。
(2) [ 面接実施 ]の後
(3) [ 内定 ]の後
それぞれのフェーズにて対策、打ち手をとっていくことが求められます。
◆ 辞退を防ぐたった3つのポイント
上記の選考辞退が発生する3つのタイミング別に対策ポイントを解説していきます。
(1) [ 書類選考 ]から[ 面接実施 ]までの間
★ 面接前に応募者の入社意欲を高めてあげましょう!
応募をして、書類選考の段階ではまだ企業理解も浅く「複数社応募した内の1社」でしかありません。
面接前のやりとりで応募者に好印象を与え、「この会社の人は良い人が多そうだな!」と感じてもらえるようにしましょう。
そのためには、応募者への返信を早く返したり、質問にも随時回答してあげるような細やかなコミュニケーションを心がけましょう。
(2) [ 面接実施 ]の後
★ 「見極め」だけでなく「魅力付け」を!
面接では、応募者のことを判断したいがために「見極め」の観点でつい質問ぜめをしてしまう担当者が多くいます。
しかしそれでは相手のことは知れても、応募者の入社意欲は上がりません。
きちんと自社の魅力ポイントや「あなたにはぜひ入社してほしいですね」と素直な気持ちも伝えてあげてみてください。
そうすることで、面接後に辞退ということは防げます。
(3) [ 内定 ]の後
★ 早めの内定出しを!
現在のデータでは、1番初めに内定をもらった会社に入社する確率は70%と言われています。
つまり内定出しは早いタイミングであればあるほど良いです。
「後にも面接を控えているし、決めきれないな…。」
もちろんその気持ちもあるかと思います。
ただ本当にこの人なら入社してほしいなという優秀人材と出会うことができたら、他社が内定を出す前に早いタイミングで内定出しをしましょう。
きちんと自社の魅力ポイントや「あなたにはぜひ入社してほしいですね」と素直な気持ちも伝えてあげてみてください。
そうすることで、面接後に辞退ということは防げます。
以上、選考辞退を防ぐためのたった3つのポイントを紹介してきました。
意外にも上記のポイントをできている企業は全体の1割くらいです。
優秀な人材はどんどんそちらに流れていきます。
ぜひ、ご参考くださいね!
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