【新型コロナウイルス】指定感染症になるとどうなるの?

学習

 

普段とは違う話題ですが、『新型コロナウイルス』について記事にしたいと思います。

 

必要以上に不安になる必要はないと思いますが、
皆さん1人1人が正しい知識を身に付けることが今は最も大切だと思います。

 

本記事の内容

◆ 指定感染症とは

◆ 日本人にとってのメリットとデメリット

◆ まとめ

 

この記事を書いている僕は、某大手人材企業にて500名以上の転職に関わってきました。

教育コンサルタントとして新規事業の立ち上げも経験しており、このブログでは今まで培った経験やノウハウの共有をしたいと思います。

 

今回のテーマは、
『新型コロナウイルス』が指定感染症になるとどうなるのか?です。

 

普段とは違う話題ですが、あまりに情報も少なかったのでこちらのブログにてお伝えできればと思います。

 

さっそく、一緒に見ていきましょう。

 

◆ 指定感染症とは

 

「指定感染症」とは…

 

「指定感染症」とは、既に知られている感染性の疾病(1類感染症、2類感染症、3類感染症及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)であって、第三章から第七章までの規定の全部又は一部を準用しなければ、当該疾病のまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるものとして政令で定めるものをいう。

出典:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号)

 

一見難しいですが、噛み砕くとこういうことです。

 

一定の期間において、法的に患者の行動を制限することができる。

 

つまり、感染した患者を強制的に隔離・治療、入院させることができるようになります。

 

一類感染症から五類感染症まであり、その危険度によって分類分けされます。

 

一類:エボラ出血熱やペスト
二類:結核やSERS
三類:コレラや赤痢菌
四類:デング熱や狂犬病
五類:風疹

 

『新型コロナウイルス』はその感染力や危険性から、二類に分類されるのではと思います。
一類と二類は、都道府県ごとに判断して強制入院等の措置がとれます。

 
 

◆ 日本人にとってのメリットとデメリット

 

指定感染症になるとどうなるのか?どう変わるのか?
可能性も含め、僕たち日本人からみたメリットとデメリットを紹介しますね。

 
 

◆ メリット

 

➀ 患者の強制入院ができる

➁ 入院費が公費負担になる

➂ 疑いのある人が治療を受けた場合、その報告が義務化

 

主だったメリットは上記の3つです。

 

感染した方を無料で強制的に入院させることができるので、感染拡大を防ぐことができます。
またその疑いがある方の診断結果を行政や保健所に報告することが義務になるので、取りこぼしがなくなります。

 

総じて、感染拡大に対しては非常に有効な手段とされています。

 
 

◆ デメリット

 

➀ 感染症指定医療機関に負担がかかる

➁ 自国で治療を受けられない外国人が日本に集まる

 

強制的に入院させる措置がとれるということは、その分医療機関への負担が大きくなるということです。
一般の病院ではなく、指定されている特別な病院のみですが、その負担はかなり大きくなるでしょう。

 

またこの指定感染症の特殊なところは、
海外の人にも適用されるということです。

 

実際中国では、費用やキャパシティの関係で治療を受けれない方がたくさんいるようで、溢れかえった中国人たちが日本にお押し寄せてくる可能性もゼロではないということ。
そうなると自国の患者だけでなく、他国の患者も受け入れるので負担はさらに大きくなります。

 
 

◆ まとめ

 

今回は『新型コロナウイルス』が指定感染症になるとどうなるのかを紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。

 

ニュースで言葉は聞いたことあるけど…
という方もご理解いただけたかと思います。

 

あらゆる事象にデメリットはありますが、これ以上感染を拡大させないという観点ではメリットも大きいと個人的には思います。

 

きちんと情報を手に入れて、みんなで対策をとっていきましょう。

 

それでは、今回のまとめです。

 

~まとめ~

★ 指定感染症になると、
 一定の期間において、法的に患者の行動を制限することができる

★ 指定感染症のメリット
 ➀ 患者の強制入院ができる
 ➁ 入院費が公費負担になる
 ➂ 疑いのある人が治療を受けた場合、その報告が義務化

★ 指定感染症のデメリット
 ➀ 感染症指定医療機関に負担がかかる
 ➁ 自国で治療を受けられない外国人が日本に集まる

 

それでは!

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