【理解してますか?】「遠慮」と「気遣い」の違い【強い組織をつくろう】

人事

頼みごとをするのが苦手な人

「最近組織、チーム、友達内でのコミュニケーションが減ってきたな…。 なんか変な気を使ってしまう…。 どうしてなんだろう…。」

 

 

そんなお悩みにおこたえします。

 

本記事の内容

◆ みんな優しくていい人…危ないかもしれません

◆ 「遠慮」と「気遣い」は違う

◆ まとめ

 

この記事を書いている僕は、某大手人材企業にて500名以上の転職に関わってきました。

教育コンサルタントとして新規事業の立ち上げも経験しており、このブログでは今まで培った経験やノウハウの共有をしたいと思います。

 

今回のテーマは、

組織・チームのコミュニケーションを活性化させる方法です。

 

「最近コミュニケーションが減ってきたな…」
と思うこと、ありませんでしょうか。

 

会社でも、サークルでも、家族や友人同士でも…
いろんな場面でこちらの課題は出てきます。

 

今日はそんな方々に向けて、その要因と解決策まで紹介しますね。

 

では、さっそく見ていきましょう!

 
 

◆ みんな優しくていい人…危ないかもしれません

 

要因はここにある場合が多いです。

 

メンバー全員がいい人すぎて、優しすぎて、、
とてもいいことなのですが、行き過ぎるとコミュニケーションが減ることがあります。

 

優しすぎる方が多い組織にありがちな課題は以下です。

 

➀ コミュニケーションが少なくなる

➁ お互い何を考えているのか分からなくなる

➂ コミュニケーションエラーが起こる

➃ 組織が1つの方向に向かって動けなくなる

 

これは大変ですよね…。

 

その要因は、
お互いに遠慮しているからとされています。

 

ここがポイントです。
お互いに言いたいことがあっても遠慮してしまい、結果的にコミュニケーション量が減ってしまう。

 

最近はこういった課題が増えてきているみたいです。

 
 

◆ 「遠慮」と「気遣い」は違う

 

ここで出てくる議論が、
「遠慮しているわけじゃなく、気遣いなんです」
という声です。

 

「あぅ…そうですよね…。」

 

相手のことを思っているんだ。
そう感じてしまうと思います。

 

ただ、ここで伝えたいのは「遠慮」と「気遣い」は別物だということ。
以下で完結にまとめます。

 

「遠慮」 :自分にベクトルが向いている

「気遣い」:相手にベクトルが向いている

 

つまり、「遠慮」は自分にベクトルが向いているかなり内向きな思考になります。
遠慮ばかりしてしまうと、コミュニケーションエラーが起こってしまったり
お互いに気持ちよく協力を得られなくなります。

 

★「遠慮」の例
「忙しそうだし声かけにくい、黙っておこう…」
「嫌われたくないし、黙っておこう…」

 

★「気遣い」の例
「1時間集中したいって言ってたので、静かにしておこう。」
「すぐに答えを教えることもできるけど、彼の成長にならないししばらく様子を見よう。」

 

このような違いがあります。

 

考え方のベクトルが、
自分に向いているのか
相手に向いているのか

 

これだけでかなり印象が違いますよね。

 
 

◆ まとめ

 

今回は「遠慮」と「気遣い」の違いを紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?

 

結構こういう状態は発生している組織は多いです。
人にものを頼めない方が増えているのも、こういったことが原因だったりします。

 

「気遣う」のは良いけど、「遠慮」はしない組織をつくっていきましょう!

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