【面接質問集】本音を引き出す面接の方法【採用担当必見】

転職活動

採用担当のみなさんへ

「3月からついに新卒採用が本格化! 最近の子は面接が上手だなぁ…。 よくある定型文を話されて終わる…。 その子のありのままの本音を知りたいのに…。」

 

 

そんなお悩みにお答えします。

 

本記事の内容

 

◆ 面接のゴール設定
◆ 「本音」を引き出す質問集・事例
◆ まとめ

 

この記事を書いている僕は、某大手人材企業にて人事コンサルタントとして100社を超える企業の支援をしてきました。教育コンサルタントとして新規事業の立ち上げも経験しており、今回は今まで培った経験やノウハウの共有をしたいと思います。

 

今回のテーマは、「本音を引き出す面接方法」です。

 

3月から新卒採用が本格的にスタートしますね。
面接にて合否を判断するためにも、まずは面接官と応募者がお互いに理解しあうことが重要です。
そのためのポイントをあらかじめチェックしておきましょう。

では早速見ていきましょう!

 

 

◆ 面接のゴール設定

 

最近では特に、面接を終えた時のゴール設定が面接官側と応募者側でズレているケースが多くなっています。
ほとんどのケースでは面接官側の意向に偏ったゴール設定が多いように思います。
ここがズレるとお互いに理解し合うことが難しくなってしまうので、気を付けた方が良いポイントですね。

 

[ 面接官側のゴール ]

 

ずばり、
「良い情報が聞き出せて、自身をもって合否判定ができる状態」

 

面接官の役割の1つとして応募者を「見極める」ことがありますが、そのゴールがこちらになります。
十分な情報を聞き出せていないと面接後に合否の判断ができません。

 

[ 応募者側のゴール ]

 

ずばり、
「会社について良い情報が聞けた。また自分のベストプレーができた状態」

 

面接を受けた後に、「この会社に入社するべきなのかどうか」の判断ができるように情報を面接官から聞き出せている状態です。
また自分のベストプレーができれば、「なんか自分に合いそうな良い会社だな」と思い、志望度も上がるでしょう。

 

このように面接のゴール設定はお互いのゴールを意識することが重要です。
面接官側だけがゴール達成できても、応募者からすると「なんか質問ぜめだったな、全然自分のことを話せなかった…。」と不完全燃焼に終わってしまうことが多いです。その結果、適正な判断ができずに大きな機会損失を生んでしまいます。

 

面接のゴール設定では、お互いに良いプレーができることを心がけましょう。

 

◆ 「本音」を引き出す質問集・事例

 

お互いのゴールを達成するためにも、

まずは「場づくり」が重要です。

ガチガチに緊張したままでは本音を話そうにもムリな話です。
まずは応募者をリラックスさせるための質問集を紹介します。

 

面接スタート時の質問例

◯ 「今日はここまでどのように来られましたか?」
◯ 「昨夜はよく眠れましたか?」
◯ 「当社のことはご存知でしたか?」
◯ 「わたし、すごく緊張してしまうタイプなのでお手柔らかにお願いしますね。」
◯ 「遠いところからお越しいただきまして、本当にありがとうございます。」

 

まずは合否に関係のない、気楽な質問をしてあげましょう。
こちらから自己開示してあげたり、来社への感謝も伝えてあげてるのも、応募者をリラックスさせてあげる効果がありますよ。

 

それでは具体的な事例をみていきましょう。

 

面接スタート時の会話例

「今日は、遠いところから面接にお越しいただきありがとうございます。」
「今回、面接を担当させていただきます、人事部の◯◯と申します。会社の中では年齢も近い方だと思いますので、なんでもざっくばらんに話していただけたらと思います。」
「今回の面接をすごく楽しみにしていたので、少し聞きすぎてしまうこともあるかもしれませんので、答えにくい場合は遠慮なくおっしゃってくださいね。」

 

目的は相手もベストプレーができる「場づくり」です。
上記のように、面接のスタンスや無理に答えなくて良いことなどを事前に伝えておくことで、本音を引き出しやすい効果があります。

 

◆ まとめ

 

面接では、面接官だけでなく応募者にもベストプレーをしてもらうことが重要です。
そのための空気をつくってあげる、場づくりは面接官の役割です。

 

面接をお互いに良い時間にするためにも、ぜひご参考ください。

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