最強の面接対策~転職理由、どう伝える?~【ポイント解説】

転職活動中の方
「面接かならず転職理由聞かれる…。 本音を言っても良いのだろうか…。 どういった言い回しが正解なの…?」
そんなお悩みにおこたえします。
本記事の内容
◆ 面接官が『転職理由』を聞く理由
◆ 3つのポイント
◆ まとめ
この記事を書いている僕は、某大手人材企業にて500名以上の転職に関わってきました。
教育コンサルタントとして新規事業の立ち上げも経験しており、このブログでは今まで培った経験やノウハウの共有をしたいと思います。人材業界の人間ならではの情報をお伝えしますね。
今回のテーマは、
面接対策~ 転職理由、どう伝える? ~です。
「転職理由って何を言えばいいのかな…。」
「言ってしまうとマズいこともあるのかな…?」
そんなお悩みにおこたえします。
私自身採用面接をした経験があるのですが、90%くらい『転職理由』を聞いています。
その目的はそこまで深くなかったりします。
ただ、気になるところですよね。
この『転職理由』、変に悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、何を伝えるべきなのか。どう伝えるべきなのか。
具体的な回答方法を紹介します。
ではさっそく、一緒に見ていきましょう!
◆ 面接官が『転職理由』を聞く理由
目的としては、
ミスマッチを防ぐためです。
こまかい理由はいくつかありますが、大きく2つあります。
〇 入社した後も続けてもらえるのか
〇 応募者の希望を叶えることができるのか
つまり転職のきっかけになっていることが、また繰り返してしまわないのか。
転職で実現したいことが、ウチの会社で叶えられるのか。
これをみています。
全然いじわるしているわけではありません。
今回の転職がお互いに良い結果につながるように聞いています。
とはいえ本音をそのまま話すのがOKというわけでもありません。
次に具体的なポイントを解説していきますね。
◆ 3つのポイント
さきほどお伝えした“『転職理由』を聞く理由”をふまえて、
なにを伝えたらいいのか。
どう伝えるべきなのか。
3つのポイントで解説していきますね。
➀ 抽象的でも端的に伝える!
➁ 定性情報と定量情報で伝える!
➂ 感情は入れない!
いかがですか?
そんなの知ってるよ!
という方も多いかもしれませんが、具体的にはどういうことか解説していきますね。
➀ 抽象的でも端的に伝える!
目安は15秒、結論のみシンプルに伝えましょう。
その上で面接官から深掘りされたら、詳細を話せばいいです。
ex)
「年齢的にも体力的に続けられない」
「もっと競争環境のある職場で成長したい」
「家庭の事情」
最初はこれくらい抽象的な粒間で大丈夫。
おそらく面接官は深掘りしてきますので、そうなったら詳細を伝えましょう。
➁ 定性情報と定量情報で伝える!
では深掘りされた後はどうか。
詳細を「定量」「定量」で伝えましょう。
ここは嘘なしで伝えることをおすすめします。
ex)
「年齢的にも体力的に続けられない」
∟ 定性「残業が多い」
∟ 定量「実際毎月80時間以上の残業がある」
「もっと競争環境のある職場で成長したい」
∟ 定性「定型業務しかできない」
∟ 定量「5年間働いたが、ルート営業しかなく今後も同じ」
「家庭の事情」
∟ 定性「親と一緒に住まなければいけない」
∟ 定量「全国転勤が難しく、大阪から離れることができなくなった」
より具体的になりました。
面接官もここまで聞くと、応募者が求めていることが少しみえてきます。
そしてそれがウチの会社で実現できるのかどうか、判断できます。
➂ 感情は入れない!
つまり悪口は言わない、といういことですね。
当然ですが、意外と感情を入れてしまう方が多いです。
「残業が多いが、一向に改善してくれないので愛想をつかした」
「全然違う仕事を任せてくれない、そんな会社では成長できないと思った。」
「転勤をなくしてほしいが、融通がきないので。」
面接官からしたら、余計な一言です。
感情は一旦置いておいて、事実のみ伝えるようにしましょう。
◆ まとめ
今回は面接対策~ 転職理由、どう伝える? ~について紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
90%以上の面接で聞かれると思いますので、しっかり準備しておきましょう。
それでは、今回のまとめです。
~まとめ~
★ 『転職理由』はお互いのミスマッチ防止
★ 3つのポイント
➀ 抽象的でも端的に伝える!
➁ 定性情報と定量情報で伝える!
➂ 感情は入れない!
それでは!
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